「肩甲骨を寄せる」と肩こりが悪化する？！

2022年10月26日

こんにちは！

最近グッと寒さが増しましたね。

先日、肩と首を痛めました、寒さに弱い烏丸御池鍼灸整骨院・整体院の一谷です。
知らないうちに肩が力んでしまったり、寒さで背中がガチガチに固まってしまう方が増えています。（早めのメンテナンスが大切ですよ！笑）

さてさて、「肩こり」「姿勢の悪さ」でお悩みの方は多いと思いますが、「肩甲骨を寄せる」を意識していませんか？
もしかしたら症状を悪化させているかもしれません。

確かに、謂わゆる「猫背姿勢」の方は「肩甲骨が外に開いた状態」になっています。
そのため「肩甲骨を寄せる」は、筋の通った考え方のように思えます。

ただ、肩甲骨を寄せる動作（肩甲骨内転）は、肩をすくむ動作（肩甲挙筋）にスイッチが入りやすく、「背中上部」の筋肉が優位に働いてしまうことになります。
つまり、姿勢改善のために意識した「肩甲骨を寄せる動き」が、「肩こり」に繋がる恐れがあるということです。

そのため、安易に「肩甲骨を寄せましょう」という指導や意識は、症状を悪化させる可能性があるので注意が必要です。

「背中下部」の筋肉を優位に使えることや、肩甲骨が乗っている胸郭（肋骨）のポジションを整えることなどが大切です！気になる方は、お気軽にご相談くださいね！

正しくトレーニングをして、健康的な体づくりをしていきましょう！

次回の投稿は品川中延の先生からです！

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