京都市 【産後あるある】便秘が招く腰痛の原因と、その対策法を徹底解説!
2025年05月24日

出産後、ホルモンバランスの変化や生活習慣の変化など、様々な要因から便秘に悩まされるママさんは多いのではないでしょうか?
実は、この便秘が、腰痛の原因の一つになっている可能性があることをご存知ですか?
今回は、便秘が腰痛に与える影響と、その対策について詳しく解説していきます。
なぜ便秘は腰痛の原因になるの?

便秘になると、お腹の中に硬い便が溜まり、腸が膨らみます。すると、腸が腰椎を圧迫し、腰に負担をかけてしまい、腰痛の原因となることがあります。
また、便秘によって腸内環境が悪化すると、腸が慢性的に炎症を起こし、それが腰の痛みへとつながるケースもあります。
さらに、便秘になると、排便時にいきむことが多くなります。このいきみも、腰に負担をかけ、腰痛を悪化させる原因の一つです。
便秘が引き起こす腰痛と、日常生活への影響とは?
便秘は、ただお腹が張るだけでなく、腰痛の原因にもなることをお伝えしました。特に、家事や育児に追われるママにとっては、便秘による腰痛は大きな負担となります。
では、具体的に日常生活に対して、どんな影響があるのか見ていきましょう。
1. 慢性的な腰痛による家事の負担増加
便秘が慢性化すると、腸が常に膨らんだ状態になり、腰に負担がかかり続け、慢性的な腰痛に悩まされることになります。
例えば、掃除機をかける時や洗濯物を干す時など、腰をひねる動作や、長時間同じ姿勢を続ける動作が辛く感じられます。
また、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこする際も、腰に負担がかかり、すぐに疲れてしまうかもしれません。
2. 姿勢の悪化による腰痛と育児への影響
便秘によってお腹が膨らんでいると、自然と猫背になりがちです。猫背になると、腰椎に負担がかかり、腰痛が悪化します。
特に、赤ちゃんのお世話は、抱っこや授乳など、腰を曲げる動作が多いので、猫背の姿勢は腰痛を悪化させる原因となります。
また、姿勢が悪くなることで、肩こりや頭痛などの症状も併発し、育児を楽しむことができなくなる可能性もあります。
3. 骨盤の歪みによる身体の不調と日常生活への影響
便秘によって腸が硬くなると、骨盤の歪みにつながる可能性があります。
骨盤の歪みは、腰痛だけでなく、O脚や冷え性、生理痛の悪化など、様々な身体の不調を引き起こします。
例えば、料理をする際に、長時間立ち続けることが辛くなったり、階段の上り下りも億劫に感じたりすることがあります。
4. 精神的なストレスによる生活の質の低下
便秘は、精神的なストレスにもつながります。便秘が続くと、イライラしたり、気分が落ち込んだりすることがあります。
また、腰痛が慢性化すると、日常生活に制限がかかり、ストレスを感じやすくなります。
例えば、子供が遊びたいとせがんでいても、腰痛が辛くて一緒に遊ぶことができず、申し訳ない気持ちになったり、孤独を感じたりすることがあります。
便秘は、腰痛だけでなく、様々な身体の不調や精神的なストレスを引き起こし、日常生活に大きな影響を与えます。便秘を放置せず、早めの対策を行うことがおススメです。
【すぐできる!】便秘による腰痛を改善するための対策を3つ紹介!
「便秘による腰痛を改善するためには、便秘そのものを改善することが大切」とは分かりつつも、なかなか時間が取れないママも少なくないはず。
そんな忙しい毎日を送るあなたでも、すぐに始められる便秘解消&腰痛改善方法を3つご紹介します。
1. 朝の温かい飲み物で腸を目覚めさせよう!
朝起きたら、まずは温かい飲み物を一杯。これが、今日一日の腸活のスタートです。温かい飲み物は、体の深部まで温め、腸の動きを活発にする効果が期待できます。
おすすめはハーブティーです。カモミールや生姜など、体を温め、リラックス効果のあるハーブティーがおすすめです。
また、蜂蜜をプラスするのもワンポイント。蜂蜜には、腸内環境を整える効果も期待できます。行いやすくするために、朝のルーティンにするといいですね。歯磨きや洗顔と同じように、温かい飲み物を飲む習慣を身につけましょう。
◆ポイント
・熱すぎない温度で飲むことが大切です。
・蜂蜜は、加熱すると酵素が壊れてしまうため、冷めてから加えるようにしましょう。
2. ながらでOK!簡単腸マッサージ
家事の合間や、赤ちゃんのお世話の合間に、簡単にできる腸マッサージを取り入れてみましょう。
◆具体的なマッサージ
・お腹を時計回りにマッサージ
おへその周りを中心に、時計回りにゆっくりとマッサージします。
・仰向けで膝を抱えてゆっくりと揺れる
この動作は、腸を刺激し、蠕動運動を促します。
・ヨガのポーズを取り入れる
簡単なヨガのポーズを取り入れることで、お腹周りの筋肉をストレッチし、腸の働きを活発にします。
マッサージの際は、お腹が硬い場合は無理せず、優しく行いましょう。毎日続けることで、より効果を実感できます。
3. 歩く習慣を身につけよう!
歩くことは、全身の血行を促進し、腸の動きを活発にする効果があります。
◆おススメの方法
・ベビーカーを押して散歩する
赤ちゃんのお世話と運動を同時にできます。
・家の中でスクワット
テレビを見ながら、簡単なスクワットを取り入れてみましょう。
・階段を使う
エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使うように心がけましょう。
歩く際は、深呼吸を意識しながら、ゆっくりとしたペースで行いましょう。毎日少しずつでも続けることが大切です。
まとめ~小さなことから習慣にしよう!~

便秘は、放っておくと腰痛だけでなく、様々な不調を引き起こす可能性があります。ご紹介した方法を参考に、今日から少しずつでも生活に取り入れてみましょう。これらの習慣を続けることで、便秘の改善はもちろん、心身のリラックスにもつながります。
ぜひ、この記事を参考に、できることをどんどん取り入れてみてください。