下京区丹波口エリアで気象病でお困りの方へ

2023年06月10日

気象病について

皆さんは、『気象病』という言葉を聞いたことありますでしょうか?

気象病とは気候や天気の変化が原因でおこるカラダの不調の総称で、頭痛やめまい・疲労感・関節痛・気持ちの落ち込み・吐き気・喘息などさまざまな症状が出るのが特徴です。

季節の変わり目や梅雨の時期、また台風が多い時期などに特に起こりやすいと言われています。

【気象病の代表的な症状】
◾️めまい
◾️頭痛
◾️疲労感

◾️体のだるさ
◾️吐き気
◾️首や肩の凝り
◾️低血圧

◾️関節痛
◾️うつ
◾️喘息発作が出やすくなる
◾️狭心症の症状の悪化

【気象病の原因は?】

気象病は、気圧・気温・湿度など気象の大きな変化によって自律神経が乱れることが原因で起こると考えられています。特に、気圧の変化による影響がとても大きいと言われていて、その中でも“気圧が低下するとき”に症状が出やすいと言われています。😵‍💫

梅雨の時期は梅雨前線上を低気圧が横断するため日本列島の気圧は低下しやすくなります。また台風は大型の低気圧であるため、台風の接近に伴い圧は低下します。気象病の症状がこれらの時期に集中するのはそのためだと考えられています。🌀

【気象病の対策】

気圧の変化によって気象病の症状が出やすいのには「内耳」が深く関係していると考えられています。
内耳は主に、耳で受けた情報を脳や神経に伝える役割をしています。

近年の研究により、内耳の前庭器官には気圧の変化を感知する場所と能力があることが明らかになりました。(2019年中部大学 佐藤教授)

これにより大きな気圧の変化が起こると内耳のセンサーがそれを感知し、その情報が脳に伝わることが判明しました。
また、このセンサーは人によって感じ方が異なり、気象病を訴える人の多くは何らかの原因でこのセンサーが敏感なため、脳に過剰に情報が伝わり、その結果自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、症状が出やすいのではないかと考えられています。

内耳は気圧の変化を感知するセンサーのような役割をしています。
耳の周りの血流が悪いと内耳のリンパ液も一緒に滞り、めまいや頭痛などの症状を引き起こすと考えられています。

なので、耳のくるくるマッサージで滞った血流とリンパ液を流しましょう!

◾️くるくるマッサージのやり方

① 耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張ります

② そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわします

③ 耳を包むように折り曲げ5秒間キープします

④ 耳全体を掌で覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回まわします

上記のマッサージを寝る前などのスキマ時間で行なってみましょう!

https://kobayashi-seikotu.com/

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